INTERVIEW 03

INTERVIEW 社員インタビュー

建物が完成に至るまでどうつくるかも、自分次第。

寺村 優希

TERAMURA YUKI

九州支社 工事部

PROFILE

2014年中途入社。高校卒業後、大手総合化学メーカーでプラント保守を行っていたが、「電気分野に専念したい」と考え大三洋行へ転職。東京本店で3年、大阪支社で3年経験を積み、現在は九州支社で活躍中。これまで大学や自衛隊基地など、さまざまな電気工事を手がけてきた。休日は家族とドライブや城巡りをして楽しんでいる。

経験を積むほどに分かる、
協力してプロジェクトを進める醍醐味。

大三洋行に入社して9年目の今、最もやりがいを感じるのは「プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取っているとき」です。職人さんや、水道やガスといった他設備の工事を行う方、お客様など、さまざまな方と一緒に“完成”というゴールを目指して協力・連携し合うことが、私の仕事のやりがいになっています。

このことを実感したのは、熊本のとある大学の新築現場でした。私はそれまで既存建物のリニューアル工事を行うことが多く、大学のような大規模な建物をゼロから手がけるのはほぼ初めての経験だったのです。そのため、まわりの方にフォローしてもらいながら進めていました。特にお世話になったのが、実際の現場作業を行う職人さんです。施工の進め方などで私が悩んでいることに対して、すぐ答えを見つけて形にしてくれるような方ばかりで、長年の現場経験で培っただろう“生”のノウハウを、その職人さんから学ばせてもらいました。

以前までは「工事が完成したとき」に1番やりがいを感じるタイプだったのですが、この大学の現場をはじめ色々な現場を経験したことで、結果よりも“完成に至るまでの過程”に魅力を感じるようになっていきました。現場の方と話し合って作業方法を決めて、工事が完成に近づくにつれて徐々に現場に一体感が出てきたりするところに、この仕事の醍醐味があると思います。関わる職人さんが増えるほどに、自身の知識と経験が増えていく。日々、自身の成長を実感できています。

思いのままに現場を動かせる、
裁量の大きさが魅力です。

先ほど紹介した大学の案件は、私が九州支社に赴任して1番最初に任された現場でした。工期が短めで、かつ大三洋行の社員としては1人で参加するという難易度の高い現場だったのですが、今の上司が「この壁を乗り越えれば次が見えるぞ」と私に託してくれたんです。

最初は本当に不安でしたが無事に乗り越えることができ、私の経験値をぐんと引き上げてくれる現場となりました。このように、いち社員を信頼して大きな裁量権を持たせてくれる点は、大三洋行のユニークな魅力だと思います。他の会社だと細かなところまで上司から指示されるケースも多いのですが、当社の場合、ある程度経験を積んだ施工管理は工程も予算も自分で決めることができます。自分次第で現場の施工・手順が決まる責任感がありますが、その分大きく成長できる環境だと言えるでしょう。

その他にも、ここではお話できないような特別な現場を数々経験しました。今任されているのも、自衛隊の基地内にある火薬庫の電気設備工事です。一般の方であれば入れないような場所で仕事ができると、やっぱり毎回ワクワクしてしまいます。

入社してからの9年間は、本当にあっという間でした。これからも多くの人と関わることで、自分自身をさらに成長させられたらなと思っています。