INTERVIEW 02

INTERVIEW 社員インタビュー

知識・経験・ 資格が無い私を、 受け入れてくれた。

岡本 慎平

OKAMOTO SHINPEI

名古屋本店 工事部

PROFILE

2021年中途入社。服飾の専門学校を卒業後、紳士服の販売員、投資用マンションの営業職を経験。結婚を機に転職を考え、大三洋行の工事部に未経験で入社した。現在は、先輩社員と現場を回りながら少しずつ知識やスキルを身につけている。

営業からの転職。
最初は会話の内容すら
分からなかった。

まだ世間がコロナ禍にあった2021年、私は大三洋行に入社しました。それまでは投資用不動産の営業として働いていたため、不景気の打撃を直に受けて先行きが見えなくなってしまったんです。また同時期に結婚と妻の出産が重なり、より手堅い収入が必要になりました。その中で見つけたのが、大三洋行の施工管理募集の求人でした。

意欲を持って応募したものの、当時は自分が受かるとは全く思っていませんでした。というのも、私はこれまでに紳士服販売店での販売職と不動産営業の経験しかなく、電気工事の知識や経験は皆無。「資格や経験のある人か、電気系の学校卒業者しか受からないんでしょ…」と思っていたんです。だから内定が出たときはかなりびっくりしましたよ。入社後にかなり手厚い研修を受けたことで、大三洋行は知識や経験がない人も歓迎してくれる会社なのだと気づきました。上司や先輩社員も、未経験者に優しい方ばかりです。実際に私の入社時も温かい雰囲気で出迎えてくれて、とてもホッとしたのを覚えています。

仕事がスタートしてからは、当然ですが大変なことだらけです(笑)。専門用語ばかりで職人さんが何を話しているか分からなかったり、発注数を多く見積もりすぎて資材を余らせてしまったり…など。ただ、はじめは先輩社員と同じ現場につかせてもらえるので、分からないことがある度に教えてもらったり、フォローしてもらえるので安心でした。最初は電気工事について何も知らなかった私ですが、周りのおかげで少しずつ自信が持てるようになってきました。

家族との時間をきちんと作れる
働きやすさが、嬉しい。

これまでの現場の中で特に印象に残っているのは、愛知県岡崎市にある岡崎郵便局の電気工事です。局内の照明器具をすべてLEDに替えるという案件で、私は職人さんに作業してもらうための段取りや現場指示を担当しました。この現場の工期は約1年ほどあり、全部で2500灯の照明をつけかえたんですよ。無事にすべての取り替えが終わった瞬間は、達成感でいっぱいでした。
その他の現場では、ガス管や電話線などのライフラインが通るトンネルの照明交換の現場も担当しました。普段は立ち入り禁止エリアで、一般人が入れないような現場で作業ができるワクワク感も、この仕事の醍醐味の1つかもしれません。

そして働きやすい環境も、忘れてはならない当社の魅力です。大三洋行は官公庁の案件をメインで請けているため、工事は基本的にキッチリ17時に終了するんです。事務作業で多少残業することはありますが、それでも毎日19時には帰れています。妻も「前職よりも、毎日の帰りが早くなった」と安心したように言っていました。休日休暇も基本的には毎週土日で、家族との時間をたっぷり確保できるのは、何より嬉しいポイントです。

今後の目標は、先輩方のように1人で現場を回せる電気施工管理になること。そのために今は国家資格である「電気工事施工管理技士」の1・2級取得のため勉強に励んでいます。徐々に手に職がついてきている実感があるので、これからが楽しみです。